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2017.03.05放送分
【株式会社テクノクラーツ】
アンダーカットの常識を覆す「すっぽん®」
自由に形状を成形できるユニット装置
射出成形金型の設計では、製品の形状を作る際、アンダーカット(そのままの状態では離型できない凸凹形状)のある部品を金型からどう抜くか、技術者や現場の大きな課題となる。
映像を見るとわかる通り、金型のアンダーカット成形機構を単体ユニット化したものが「すっぽん®」であり、従来の射出成形金型では、成形が不可能だった形を自由に成形できる優れた装置。
傾斜角が自在に設定できる成形ユニット
「すっぽん®」はスライド部の傾斜角が自在に設定できることがすごいところである。従来の機構では不可能だった押上角度が45度でも設定できる。
これにより金型の開閉寸法がほぼ半分以下になり成形サイクルが早くなる。また、従来金型の傾斜加工が不要になることで、低コスト化、短納期化を実現でき、生産効率も大幅に向上させる優れた特性を有するといえる。
従来金型構造の制約から解放
自動車、携帯電話等の工業製品には、デザインの多様化、機能の高度化が求められている。しかし、従来金型には構造上の制約があり製品化を諦めていたものがある。
「すっぽん®」であれば自由な設計が可能となり、かつ、コスト削減、納期短縮および生産効率を向上し、各産業のモノづくりに貢献している。
「すっぽん®」は、金型から日本のモノづくりを支える優れものなのだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社テクノクラーツ
- 業種
- 技術サービス業
- 事業内容
- 次世代アンダーカット成形ユニット「すっぽん®」開発・販売、射出成形金型設計・製作、自動車開発、コンピュータシステム開発、建築設備設計、翻訳・通訳、技術者派遣
- 従業員数
- 152人
- 所在地
- 〒732-0824 広島市南区的場町1丁目5-5
- お問い合わせ
- 082-264-1010