広島地域 8ch

毎週土曜日 朝11時35分放送(土曜日 深夜再放送中)

独自の価値を創造する企業をテレビ新広島とTSSプロダクションが総力取材

放送内容 過去に放送した番組をご覧ください。

2022.03.26 O.A.

やさしい現場

日本URVグループ
ノー残業を実施する

日本URVグループは、洋翔建設を中心に警備や建材リースなど6つのグループで運営しています。建設業界全体で就労者の減少問題を抱えている中、グループでは、ノー残業にシフトと切りました。夕方になると本社では、次々と社員が席を立ちます。そして時間になると消灯。
土井専務によると残業しても集中力も散漫となりやすい。それよりも早く帰宅して家族サービスをしたり、自分の趣味の時間を作って満喫したりすれば仕事にも良い影響をもたらしてくれる期待ができる。
グループでは、子どもの出産や育児などにも協力的でそのカバー出来る体制づくりにも力を入れているのです。
また、国も新担い手三法を施行して長時間労働の要因のひとつとなる工期の設定の適正化を進めています。

特許で工期を短縮

日本URVグループの強みのひとつが、SSD工法です。これは4つの特許を取得している画期的な工法。それまで断崖絶壁のような壁面の作業は、人手によるものでした。そこにはキケンが伴います。そこで考え生み出されたのがSSD工法なのです。
ショベルカーの前方両サイドからそれぞれワイヤーをだし、そしてワイヤーをがっちりと固定できるようにセットすることでどちらか一方が万が一切れてももう一方のワイヤーがあるので落ちる危険性は回避するlことが可能なのです。さらにラジコン操作も可能なのです。
これにより従来の人手作業だと1日1人で5メートルほどの作業に対してSSD工法のショベルカーだと50メートルも可能となります。例えば、人手だと5人の作業でも1日25メートルほどに対してSSD工法のショベルカーの作業だとその倍、作業が進みます。つまり人手だと2ヵ月かかる工期もSSD工法のショベルカーでの作業だと半分の1ヵ月と工期が短縮されるわけなのです。工期の短縮とキケンの回避。
これらもやさしい現場といえます・

女性も喜ぶ作業着を一新

2021年 グループの中核企業・洋翔建設では作業着を一新、オリジナルのデザインにしました。
若手で現場を任されている中原さんは、以前はシンプルなものでしたが新しくなった作業着は、色んなところにかっこいいポイントがあり個人的に気に入っているといいます。
また土井専務は、例えば、重機オペレーターの目にも映りやすく、接触事故を未然に防ぐ期待があるといいます。
会社が用意した新たな作業着からキケン回避と現場のモチベーションの高まりを招く、まさにやさしい現場と言えます・

プロフィールへ

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日本URVグループは洋翔建設を中心とした土木・法面(急斜面)工事を得意としている。
今回は“特化する効果”をポイントに考えてみたい。
法面工事は急斜面で行う危険と手間のかかる特殊な工事といえる。
多くは人手で行われているが、機械化・自動化は工事の安全と迅速化には必要なことだ。
とはいえ、現場が必要としていても、建設会社が建設機械を作ることは容易でない。

新技術・新工法はあきらめずに開発を続けること、多くの賛同者を得る努力と一緒に考える
仲間を増やすことで推進力が生まれる。
自社で特許を持つことで開発と事業における保証を持つことができる。
このような活動や熱意が建設会社における特殊な自動機械の展開につながりその分野での安定した事業につながる。
 
例えば自動機械はリモコンで運転する。そのために、女性や子供でも操作はできる。
実際、デモンストレーションとして社員の子供にも操作をさせると、それだけで建設業の面白さ、かっこよさ、スマートさを伝えられる。このような活動が社員とともに経営する会社につながる。

家族的な経営を大切にしている。白井社長は社員への接待が重要だとのこと。
また、売上を拡大するより、自社の事業領域で利益率を高め働く環境の充実をする方がみんなが幸せになる。
そのようにする方が社員自らが動く会社になれる、と話された。
安全でしっかりした経営は取引先にも社内にも良い効果があるとのこと。

新しい土木工事の開発で、利益と社員の幸せを追求する日本URVグループの躍進にこれからも期待したい。

企業情報
会社名

日本URVグループ

業種建設業
事業内容事業内容 建設業・機材リース・警備業・支援事業・不動産・SSD工法
代表者白井洋志代表
所在地広島市安佐北区口田南6丁目3-11
お問い合わせ082-841-1471
ホームページhttps://urv.jp/