2009.11.29 O.A.
お好み焼き・鉄板の未来に懸ける!熱い男たちの挑戦
社長の川上さんが11年前にOPENし今や7店舗にまで成長した 『お好み焼き・鉄板焼のちんちくりん』。 そのお店で培ってきたノウハウを活かし始めた新たな事業が、今、お好み焼き業界で注目を浴びている。
鉄板・厨房設備の製造・販売、さらにはお店の出店準備・運営までをトータルでサポートする事業だ。 広島県を飛び出し、南は沖縄、北は仙台まで3年間で150件もの実績を挙げている。
この事業を牽引するのは、社長と2人3脚で歩んできた副社長の村竹さん。 お客様が目指す店舗、お店で出すメニューなど詳しく打合せを行い、そのお店に合わせた鉄板・厨房設備の設計を行い、製造していく。 そのお店用のオリジナル製品となる。ガスコックの数や位置、ゴミタンクの数なども、お客様の要望に合わせて製造を行う。 さらに、鉄板を導入したお客様には、無料でお好み焼きを焼く研修をおこなったり、レシピやノウハウも提供している。 またお店のOPEN時には、お手伝いに伺ったりもしている。
鉄板の設計から製造までを一貫して行うのは、業務用鉄板事業部部長の川上さん。 「実際に鉄板を利用している方々からの声を製品造りに活かし改良を重ねてきた」と話します。 ケーツエスオリジナル鉄板では、厨房内の調理人の導線が良くなるよう、ガス管の位置を従来の位置から移動している。 7cmもスペースの余裕ができる。
その鉄板の中でも最もケーツエスが力を入れているのは、調理人が安心して調理が出来るよう標準装備した、【強制排気システム】。 二酸化炭素や、熱、不完全燃焼ガスなどが鉄板の下部に配置された管を通りファンにより換気扇に送られ排出される。 調理する方の身体的負担や厨房内の空調負荷も軽減し冷房効果もアップ。
いかに安くよい鉄板を提供できるか?試作、改良を重ねてたどりついたのが、見た目にも美しく、 鉄板を使用する上でも問題ない、こだわりの仕上げ磨きだ。今までの鉄板は、顔がはっきりと写りこむ鏡面仕上げが主流だった。 それは時間と労力がかかるためコストが跳ね上がっていた。しかし、鉄板を使用し、お好み焼きを焼く前には必ず、鉄板に火を入れ、 油をつけて焼いてグリドルパッドを使い鉄板の表面を傷つける作業がある。いくら鏡面仕上げにしても使う前には傷つける。 そこで考えたのが鏡面仕上げにする必要は無いのではないか?ということで改良を重ね現在の仕上げにたどりつき、コストダウンが可能になった。
広島県内におよそ2000件あるといわれるお好み焼き店。ほとんどが個人営業店で食材の値上げ問題・ 資金不足による設備の老朽化に対処出来ない、世代交代などの様々な問題で日々頭を悩ませている方々がたくさんいます。 そんな現状を知り、このままでは広島の食文化お好み焼きの未来が危ういのではないかと思ったのが、トータルサポート事業の始まり。 また、広島から全国に広げていき、広島の食文化を多くの方々に知ってもらうことで繁栄していくのではないかと考えたことにある。
会社名 | 株式会社ケーツーエス |
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業種 | 製造業、宿泊業,飲食サービス業、複合サービス事業 |
事業内容 | 飲食店業、厨房設備機器の販売、業務用鉄板の商品企画、開発、及び販売 |
従業員数 | 218名(アルバイト含む) |
年商 | 8億5千万円 |
所在地 | 〒731-3168 広島県広島市安佐南区伴南5丁目5-20 |
お問い合わせ | 082-555-2130 |
ホームページ | http://www.k-2-s.jp/ |