2016.01.24 O.A.
「美容と健康」で「介護予防」へ
2014年、医療機器製造・販売業の認可を取得。2015年に創業100年を迎えたパールスターは、より多くの人たちに製品を届けたいと、販路開拓に向けて新たな挑戦に踏み出しました。
これまでの販路は、病院の売店や医療関連のショップやインターネット販売などでした。順調に売り上げを伸ばしてきたものの、ユーザーから「私にはまだパールスターの製品は早い」「医療関連の場所でしか買えないの?」など様々な声がありました。これでは医療機器製造販売の認可を取得し、良い製品を作っても困っている人に届けられない。そう考えたからです。
新たな販路開拓先としてターゲットしたのは理美容業界でした。 立ち仕事の多い看護師向けに開発した「むくみ対策くつ下」を美容師に履いてもらいマーケティングを行い、多くの美容師から高い評価を得られたからです。 これからは「美容と健康」で「介護予防」に取り組むと、新たなブランディング戦略も行い、パールスターの社員は新たな機能性靴下の開発に向けて意欲を燃やしている。
立ち仕事の多い看護師のニーズを元に開発した「むくみ対策くつ下」は、疲れ・むくみの軽減・ストレス対策に効果がある機能性靴下です。履くだけで足先があがる足趾伸展機能によって自然と足関節の背屈がもたらされ、第2の心臓と言われるふくらはぎとすねの筋肉が活発に動き、血行やリンパの流れがよくなり、むくみ対策効果が得られるというもの。広島県立大学、広島県立安芸津病院と産学官連携で6年間の研究開発を重ね誕生しました。
外反母趾が原因で起こるといわれる腱膜瘤を防護する靴下。腱膜瘤は、親指の付け根にある少量の液体を含んだ袋(滑液包)が炎症を起こして、痛みとはれを伴ったものです。その腱膜瘤部分をくつ下の中に設けたパットが防護するという仕組みで、腱膜瘤防護具としてはこれまでに無い製品です。開発担当者は、「良いものができた。多くの人たちに早く届けたい。そして、まだまだ良い機能性靴下の開発に挑戦していく」と語った。
会社名 | 株式会社コーポレーションパールスター |
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業種 | 製造業 |
事業内容 | 靴下70%、サポーター20%、環境関連品10% |
従業員数 | 36人 |
年商 | 30,100万円 |
所在地 | 広島県東広島市安芸津町三津4424 |
お問い合わせ | 0846-45-0116 |
ホームページ | http://www.corporation-pearlstar.com/ |