放送内容
過去に放送した番組をご覧ください。
2017.03.19 O.A.
要求以上に応える開発力
株式会社インタフェース
深海から宇宙まで・・・社会を縁の下で支える
産業用コンピュータは、直接目に触れることはありません。しかし、日常、目にする街の中でインタフェースのコンピュータは活躍しています。例えば、空調などのビルを管理するシステムやコインパーキング、駅の情報表示盤、チケット等の自動発券機。高速道路の道路情報表示盤や交通情報監視のカメラシステム。そして、ETCシステムにも組み込まれシステム制御に役立っています。
そのフィールドは、深海での海洋調査から宇宙までと広がっています。
パソコンの黎明期から、ともに歩む
創業は1978年。NECのマイコンショップ第1号店となりました。当時、マイコンと呼ばれていたコンピュータは、その後、パーソナルコンピュータ、パソコンと呼ばれるようになりました。パソコンは世の注目を集め、その市場は日本の産業とともに発展。小型化、省エネ技術、高性能化が進みました。1985年、インタフェースは、自社ブランド製品の開発・生産・販売・サービスを始めました。さらに、1991年には、大分に工場を開きました。オリジナルのインタフェースモジュールや産業用コンピュータのメーカーとしての地位を着実に固めていきました。
Made in 日本
2011年には大竹市にも工場を開設。インタフェースのモノづくりへのこだわり、それが、「Made in 日本」です。開発から設計、製造まで自社で行う。部品も日本のメーカーを使用。一台一台の製品が、いつ、どこで、誰が作ったのか、出所がわかるので、お客様に高い信頼性を届けることができます。
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株式会社インタフェース
見えないところで機械装置を確実に動作させる電気信号をつなぐ重 要な機器。
それがインタフェース。社名も製造販売する製品そのものである。
インタフェースの製品は産業を支えているといっても良い。
今回は企業の先端で活躍する営業所長の岩田氏にインタビューした 。
IoTが広がる中で、様々な電子システムでスムーズに、 かつ正確に動くためには、
それぞれの機器に組み込まれているコンピュータが、 さまざまな環境で
確実に動作すること、極寒から灼熱、真空から高圧環境、 振動にも耐えて
安定した動作が求められる。
ポイントは当たり前ともいえる「要求以上に応える開発力」 にある。
顧客の課題を解決していく情熱は常に先を見て技術開発をしていく こと、
次世代に向けた提案をしていくことにあるといえる。
インタフェースでは社会基盤、 インフラを支える機器の開発を中心として
伸展してきたそうであるが、 これからは農業など電子システムがまだまだ
開拓すべき分野は広がるという。
また、電子機器の弱点ともいえる突然の電源オフ。 私も動作中のPCの電源が
切断されてパソコンを壊してしまったことがある。
このようなトラブル対策もすでに解決積みの技術で、 どんな時でも壊れにくい
ハードウェアを提供しているそうである。
電子機器メーカーが少ない広島にあって、 見えないところで活躍する縁の下の
技術と製品、サービスの提供をする。
「要求以上に応える開発力」 でインタフェースが世界へ発展していくことに
期待が膨らむ。
企業情報
会社名 | 株式会社インタフェース |
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業種 | 製造業 |
事業内容 | 電気通信機械器具、コンピュータ及びその他の応用機械器具、装置、システムの研究・開発・生産・販売・サービス ソフトウェア及びネットワーク製品の研究・開発・販売・サービス |
代表者 | 代表取締役 國司 健 |
従業員数 | 267人 |
所在地 | 広島市南区京橋町10-21 |
お問い合わせ | TEL: 082-262-7777 FAX: 082-262-5066 |
ホームページ | http://www.interface.co.jp/ |