地元広島で「ハウスバーンフリート」マンションを、自社で設計・施工している下岸建設株式会社。 下岸建設が追及したのは、既存マンションのＬＤＫやＴＹＰＥと言った決められた形の設計ではなく『自由空間設計』。 住居専有面積内であれば自由にライフスタイルに合わせた設計ができる取り組みです。

その想いは、「買う」から「世界で一つ自分だけの住まいを創る」をマンションで実現すること。 下岸建設では、全ての建物で一邸一邸、設計担当者が直接お客と向き合って創ることで、夢の住まいの実現をサポートしています。

ハウスバーンフリートは、「コンクリート打放し」の個性的な外観が特徴。そこに、こだわりが隠されていました。 通常、コンクリートの構造体をタイル壁で覆う場合は、厚さは1.5ｃｍ。しかし、ハウスバーンフリートでは、外壁を「打放し」とする場合、 1.5ｃｍ～2.5ｃｍまでの厚さで施工します。この一体となった壁こそが、強固な設計とデザイン性を支えているのです。

「打放し」の施工は、仕上がりの美しさがミリ単位で要求されます。失敗が許されない作業のため、熟錬した職人 （現場監督・設計担当者・コンクリート職人・左官職人・大工職人・電器設備職人など）がチーム一丸となって、 型枠や鉄筋のピッチ・かぶり・配管に注意し、型枠は化粧型枠を使用、鉄筋は決められた間隔できちんと組み立てるなど 様々な注意点に留意して施工されています。一貫した自社責任施工だからできる妥協を許さない美しいコンクリート壁。 圧倒的なデザイン性は匠の技の結晶です。

ハウスバーンフリート戸坂は、マンションは「立地」と「価格」が全てと言う業界の定説に、独創的なライフスタイルの提案で 真っ向勝負を挑んだ建築となりました。施工の難しい丘陵立地を生かし、自然環境と共存するコミュニティ型マンション。 自由な発想で住まい創りに取り組む下岸建設ならではの挑戦。その優れた取り組みが評価され、広島県内の魅力ある建築と 都市の建設に貢献した人に与えられる「第６回ひろしま建築文化賞・大賞」や、日本建築士事務所協会連合会の平成21年度 「日事連建築賞・奨励賞」を受賞しました。

下岸建設の新たな取り組み『スケルトン（何も無い骨組の空間）』は、お客と一緒に考えインフィル（内部設計）を、ゼロから行う設計です。 打合せ回数を多く設定し、事前段階から細やかなヒアリングを徹底して行う、壁紙１枚・ドアノブ１個からでも相談に応じます。 現在のマンション設計では、「個々のライフスタイルに合った提案がどこまでできるか？」が重要な要素と言われています。 だからこそ、スケルトンは究極の自由空間設計と言えます。これまで養ったきた経験とノウハウが、最大限に生かせる挑戦です。

"夢の住まい創り"を一緒に体験することで「つくる喜び」を知ってもらえる。そして、愛着も生まれ大切にされます。 10年、20年と、そこに暮らす人々の生活が地域の発展と共に見えてくる街づくり。それが、下岸建設が目指す"夢を育てる建物を創る"ことです。