１１年前に、アイスタイルを立ち上げ、スタッフを率いるのが、社長の石原 健さんです。石原社長は「契約するまでより、契約してからの方がお客様との付き合いは長い。いい人間関係を継続させていくことで、お客様満足度をアップさせることができる。お客様に何かあった時、全て対応できるよう会社の体制を整えている。」と言います。そこで、企業ポリシーとして掲げているのが「一生アフターフォロー宣言」です。月に１度、「ニュースレター」を発行し、顧客との繋がりを継続、より強いものとしています。紙面づくりは全て、自分たちで行い、不動産情報や季節の話題などを掲載しています。また、要望があれば、顧客のもとを訪ね、対応するとともに、情報提供なども行っています。

顧客との繋がりの入口になるのがホームページ。買う、借りる、売るなど、目的別にわかりやすく並んでいます。例えば買う。様々な物件がありますが、特長的なのが、各物件を紹介する写真。その部屋の特長や設備などがよくわかる写真がたくさん並んでいます。新規物件があると、営業担当者自らが調査に出かけ、各設備の状況を確認し、細かくチェックシートに記入。さらに、部屋や設備、周辺環境などの写真を撮影。物件を紹介するホームページを作成しています。

アイスタイルの設立は、2008年。リーマンショックに揺れた年でした。しかし、石原社長は「経済活動が停滞していく時期だったので、大手と我々のような零細企業が差が縮まり、さあ今だ！」と思ったそうです。不動産業界に新しい文化を創ることを目標に、徹底した社員教育も実施。人間力の向上を図りました。アフターフォローが大きな武器となり、１０期連続、増収増益を記録しました。

2017年12月。広島で注目を集めたイベントがありました。TGC広島（東京ガールズコレクションin広島）。若い女性向けのファッション・ショーと音楽ライブなどで構成されたイベントです。アイスタイルは、ＴＧＣを広島に誘致するとともに、メインスポンサーとしてイベントをサポートしました。地域との繋がりも大切にするアイスタイル。カープの九里投手が出演するテレビコマーシャルも注目を集めています。また、カープ選手を招いての野球教室も開催。子どもたちの夢を育むとともに、地域の活性化に努めています。