放送内容
過去に放送した番組をご覧ください。
2020.01.12 O.A.
強みを結集!総合デベロッパーの挑戦
東亜グループ(東亜地所株式会社)
100年先を生きる街
こちらのグループが手掛けた最大のプロジェクト、それが…広島市中心部から車で30分のところに位置する住宅地、東亜祇園ニュータウン春日野です。
丘の東麓を切り開き造成された宅地で2453区画、現在1800を超える世帯が暮らしています。
100年先を生きる町をテーマに2003年から分譲を開始。
2019年に最終分譲を迎えることになりました。
安心して暮らせる街づくりとは?
東亜グループには、大規模宅地造成、市内中心でのマンションやビルなどの開発を行う東亜地所と、注文住宅、分譲住宅、リフォームを手掛ける東亜ハウス、そしてビル管理などを行うTOAコミュニケーションがあります。
それぞれの強みをプラスしていくことで暮らしの安全を実現しようと考えています。
これまでにない50年保証
災害時、住宅は家族の身を守る砦。施主に安心して末永く暮らしてもらうためにはどうしたらよいか?そんな考えから、生み出したのが、50年の保証。住宅ローンの平均年数が25年にも関わらず一般的な保証期間は10年。そこで従来にはない50年保証を打ち出しました。
不動産情報を手軽に
不動産情報を共有するためのスペースも2019年に開設。およそ5000件の不動産情報が閲覧できる、トアリ・カフェ。ひきたてのブレンドコーヒーを味わいながら、タブレットを使って手軽に住宅や土地などの検索や相談ができるというもの。
強みをプラスしていくことを能動的に行動する。
この思いがグループ全体に広がり、新たなる価値の創造となったのです。
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不動産総合デベロッパーの東亜グループ。
今回のポイントは「伸びない市場で伸ばすこと」とした。人口減少、高齢化社会の到来で不動産事業の変革、次世代の街づくりをどう考えるか。西本社長へのインタビューでは、高度経済成長期にはニュータウン建設などで0から10を作ってきた。これからは10になったものに+αの事業が必要となる。東亜グループでは、一つは安全・安心な住まいづくり。今までも健康住宅、災害に強い建物などは提供してきている。今後、高齢化が進むことで利便性から都市部のマンションへの移住は増加する。都市部では高齢者ケアなども踏まえ、その時代の利用目的に沿った住まいづくりや維持管理サービスへ変わっていく。もう一つは移住や移転による空き家対策に続く。不動産は利活用により価値が変わる。価格だけでなく使わないことは人がいない、管理しないことに繋がり、犯罪や火事、災害への対応に不安が生じる。この空き家を買い取り活かす等価交換サービスなどを打ち出し、住み方を変えていく展開を図っている。そしてもう一つは新しい住宅の供給にある。低コストかつ保証期間を延ばし保守する住宅で永く顧客との関係を構築し、時代に合わせた住み方を考えていくことにある。安全・安心の住宅供給もモノの供給だけでなくコトを合わせて提案していくことでこれから大きくは伸びない市場で伸ばすためにビジネスモデルの展開が必要となっている。企業において部門間の競争は重要だが、共に作っていく共創はもっと必要になる。「伸びない市場で伸ばす」にはモノからコトへ、将来に向けた使い方を考える商品開発・事業開発はますます重要になっていく。東亜グループは連携体制を整えるべく業務の統合を図っている理由はそこにある。従来の業務で得た物件・情報・ノウハウを統合し、ワンストップで顧客の要望・要求に応える体制が必要といえる。
東亜グループのシナジーによる次世代の街づくりに期待したい。
企業情報
会社名 | 東亜グループ(東亜地所株式会社) |
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業種 | 総合デベロッパー |
事業内容 | 不動産の売買・仲介 宅地造成・土木建築・住宅建築 メンテナンス・リフォーム |
代表者 | 代表取締役社長 西本義弘 |
所在地 | 広島市中区中町7-16ポレスター広島3階 |
お問い合わせ | 電話082-244-1011 |
東亜ハウス株式会社 TOAコミュニケーション株式会社 |