放送内容
過去に放送した番組をご覧ください。
2021.09.11 O.A.
お客様とは一生のおつきあい
株式会社日興ホーム
レンガの集合住宅
東広島にある集合住宅。この建物は日興ホームの歴史の中で、とても重要な意味を持っていました。
実は、住宅建築に進出した日興ホームが建てた、最初期の集合住宅なのです。
建築を依頼した財満(ざいま)さんとは、それ以来の、お付き合い。
人とのつながりを大切にしてきたからこそ、現在の日興ホームがあるのです。
街並みまで考える住宅企業
東広島市の株式会社日興ホーム。
1971年、住宅地の造成と分譲をする会社として創立。
1999年に住宅建築を開始。2001年に集合住宅建築に進出した企業です。
ユーザー要望を実現のために様々なスタイルの家をラインナップ。
さらには街並みまで考えるようになりました。
人とのつながりを大切に
土地を売却し、宅地にすることにした石井さん。日興ホームとのつながりは、娘さんの家を建てたことから始まりました。
娘さんの家、両親の家、自分の家、さらに敷地内への賃貸住宅の建築、土地の売却。
石井さんと日興ホームは、10年のつきあいとなりました。
日興ホームは人とのつながりを大切にする企業なのです。
日興ホームは建築場所だけではなく、建築している周辺も、月に2回、クリーンデーという形で清掃活動を行っています。
やりたいことがあれば、有志で集まって話し合う。
自ら動く社員に、会社が支えられています。
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ものづくりのちぐはぐを無くす
JR山陽本線に2017年に開業した寺家駅。そのすぐそばにある日興ホーム本社を訪問。鳴脇社長、枝廣取締役にインタビューをさせて頂いた。
当初は特長を出そうとデザイナーズ住宅やレンガの風合いの住宅を作ったが、集客はできたものの、売上にはつながらなかったという。お客様の要求と価格などがイマイチあわず、ちぐはぐな家づくりとなっていたそうである。
そこでPanasonicの工法「テクノストラクチャー」を導入し、規格品による基本設計や建築の効率化を推し進め、ブランドによる信頼を活用しつつ受注を伸ばしてきた。
中小企業が技術導入で成功することは多々ある。成功の裏には、導入後、どれだけ社内で価値を高める努力をしてきたかが隠されている。技術導入後に、営業・設計・施工・調達などが一丸となって、自社内で成長させ、定着させた時に、初めて最適でオリジナルな技術となり得る。
現在、力を入れている家に“casa”や“BinO”などがある。
さまざまなお客様の家づくりに対する思いを、一から相談をしていると、なかなかまとまりにくい。そこで数タイプを提示して、イメージに近い住宅モデルを選定し、基本仕様から詳細を決めていくと、お客様とのイメージが一致しやすく、「ものづくりのちぐはぐを無くす」ことにつながるという。
また、住宅を規格化し、計画的に量産された均一な部材を使い、高品質で低コストな住宅を提供するという。
日興ホームは50年を迎え、これからの展望は街並みづくりだという。コミュニティを大切にする街並みづくりを行い、安全・安心の提供を、より推進していくとのことである。
大きな価値を創造する日興ホームの発展を期待したい。
企業情報
会社名 | 株式会社日興ホーム |
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業種 | 建設業 不動産業 |
事業内容 | 1.住宅の施工・販売・住宅団地の開発・造成と販売・リフォーム 2.賃貸住宅の施工・販売・管理 |
代表者 | 代表取締役社長 鳴脇 誠二 |
所在地 | 広島県東広島市西条町寺家3847-2 |
お問い合わせ | 082-421-0055 |
ホームページ | https://www.nikko-home.com/ |