放送内容
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2025.01.11 O.A.
現場監督をめざす若い力の挑戦
新日造エンジ株式会社
電力を生み、暮らしを支える蒸気タービンを全国でメンテナンス
蒸気タービンの重要性を誰よりも知る新日造エンジは、世界を舞台に活躍する「住友重機械工業グループ」の一員として、親会社「新日本造機」が製造・納入した蒸気タービンや工業用ポンプのメンテナンスを担い続けている。
北海道から沖縄まで、日本全国を飛び回りながら、各地の協力会社とともに質の高いメンテナンスを提供。
その技術力と信頼は、暮らしを支える見えない柱となっている。
メンテナンスの柱は職人たちをまとめる現場監督
日本中の電力設備が稼動する現場には、熟練の技術者たちの挑戦がある。 その挑戦の先に未来を託されるのは、若い力。
新日造エンジでは、技術の伝承だけでなく、人を育てるための仕組みがすでに動き始めている。
「技能塾」で、次世代を担う技術者たちの新たな物語が動き出す。
求められるコミュニケーション力
社員が目指すのは、技術の習得だけではない。現場で求められるコミュニケーション力を磨くことこそが、新日造エンジが成長していく重要なカギとなる。
「気軽にまじめな会議」は、入社5年以下の若手社員が集う会議。
ここでは、不安や問題点を率直に話し合い、自由に意見が交わされている。社員同士が意見を交換し合う貴重な場である。
会議で培ったスキルが、現場で活かされる。
この循環が、会社成長の原動力となっている。
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今回のポイントは「最高のパフォーマンス」
新日造エンジは最高のパフォーマンスを発揮するために、いろいろな取り組みを展開している。
新日造エンジは国内にある発電タービン約300台を1台ずつ個別にメンテナンスしており、メンテナンス計画書に基づいて、顧客と長期に渡り、対話・合意して行われている。
タービンには軸受けの摩耗や“ブレード”の付着物が付くとパフォーマンスが低下していく。そのために定期的なクリーニングや部品交換など安定した操業のために、メンテナンスをしっかりと正確に回復させる。これが、最高のパフォーマンスを支える基本となる。
“地味で愚直な作業”だと社長も話されていた。しかし、そこに価値がある。常に顧客ごとのタービンやポンプに次の点検に備えた保全も提案していく。プラントの安定につながる、安心と信頼につながる。止めない技術が大きな価値につながる。
更にプラントの効率化や省エネ、アップグレードによる長寿命化、顧客業務の改善など、高度なメンテナンスも開発し、展開を図っている。
社長からは「SNEサービスコンセプト(What to be)」として、会社が目指す姿、顧客価値、サービス事業の役割、組織能力に対する思いを明文化して見える化し、社員との対話をすることで浸透を図っている。
モノからコトへ、アフターサービスが良い企業として顧客に選んでもらう、自社の立ち位置を明確に持ち、一つ一つの現場を最高のパフォーマンスで維持する。
素敵な仕事にまい進する新日造エンジを応援したい。
企業情報
会社名 | 新日造エンジ株式会社 |
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業種 | 建設業、サービス業 |
事業内容 | タービン・ポンプ等の据え付け、修理、改造、試運転及び保守・整備 汎用ポンプの製造、及び販売 |
代表者 | 代表取締役社長 秋友秀司 |
所在地 | 広島県呉市広末広1丁目2番10号 |
お問い合わせ | 0823-71-4121 |
ホームページ | https://www.shinnichizo.co.jp |