広島地域 8ch

毎週土曜日 朝11時35分放送(土曜日 深夜再放送中)

独自の価値を創造する企業をテレビ新広島とTSSプロダクションが総力取材

放送内容 過去に放送した番組をご覧ください。

2012.11.11 O.A.

素材にこだわりぬき 真の美味しさ・安全安心を!

三島食品株式会社
とことん素材にこだわりぬく

家庭用・業務用のふりかけを製造する三島食品。業務用では業界トップ、家庭用は3位の売上を誇ります。 現在、三島食品で作っているふりかけは、およそ480種類。そのひとつひとつにこだわっているのが「素材」です。 例えば「青のり」は、豊かな香りと鮮やかな色で高級品とされる徳島・吉野川産。「広島菜」は芯の部分まで柔らかく、 肉厚のしっかりした葉が特徴の広島市川内産を使用。そして「ワカメ」は濃い緑色で弾力がある徳島・鳴門産、 そして韓国産のものを使用し、ふりかけを作っています。現在製造するふりかけの中で一番古くからあるのが「瀬戸風味」。 1960年、高級ふりかけシリーズとして発売。鰹節や刻んだ黒海苔の風味が豊かで、大人気の商品です。 その鰹節は、本場鹿児島・枕崎産のものを使用。現地まで足を運び、こだわりの製法で作ってもらっています。

素材を活かす

仕入れた鰹節は1本1本専用の機械で削ることで、削りたての風味生かします。 また海苔は瀬戸内産か有明産を使用し、専用の機械であぶったあぶりたて、 ごまは生ごまを仕入れて焙煎機で香ばしくじっくり焼きあげます。 そんなこだわりの素材を集めて作られたのが、ロングセラー「瀬戸風味」なのです。

学校給食から全国各地で愛されるトップブランドへ「ゆかり」

発売当初、思うように売れなかった「ゆかり」。しかし学校給食で出されるようになると、子供たちにウケ、人気が出ました。 現在は北海道から沖縄まで全国各地でゆかりは販売されています。昭和45年の発売以来、 愛され続ける赤シソふりかけのトップブランド「ゆかり」。やはり素材へのこだわりは欠かせません。

山県郡北広島町。三島食品はここに、自社農園事業「紫の里」を2006年に設立。 ここで赤しその栽培から加工までを一貫して行っています。 そこに広がるおよそ8ヘクタールのシソ畑。ここで6月から9月の間、栽培したシソの刈り取り作業が行われます。 ここで栽培されている「豊香」という品種の赤しそ。実は三島食品がおよそ20年かけて開発した、オリジナル品種。 さらに収穫方法にもこだわっています。芽吹いたばかりの葉、新葉(しんば)だけを摘み取るのです。 新葉は香りも良くやわらかいのが特徴。 日があまり当たらず、葉も硬い下葉はゆかりには使用しないのです。三島食品が掲げる「ゆかり」にちなんだキャッチフレーズが… 「縁もゆかりも一期一会」。ゆかりは今、日本から世界へも飛び出しています。カクテルに使われたり、洋風料理に使われたり…。 「縁のあるところ」にはゆかりがあるのです。

企業情報
会社名

三島食品株式会社

業種製造業
事業内容ふりかけ、混ぜご飯素材、調味料等の製造および販売
従業員数450人
所在地広島市中区南吉島2丁目1番53号
お問い合わせ082-245-3211
ホームページhttp://www.mishima.co.jp/