2013.07.14 O.A.
地元食材のコラボレーション!広島の食文化を紡ぐ
今年2月、広島市中区にOPENした「雫」。 看板メニューが、会社帰りのサラリーマンや女性客の間で話題になっています。 それは、竹原市が誇るブランド牛の日本酒しゃぶしゃぶです。 地酒メーカーとして名を馳せる日本酒、美和桜を贅沢に出汁に加え、 特製の吟醸酒の酒粕パウダーをいれた 自家製のつけだれでいただく。 旨味が凝縮された柔らかな肉質に、日本酒の香りが絶妙に絡み合う贅沢な逸品です。 広島の食文化を広めたいという社長自らが生産者を訪ね、そこから得た生産者の思いを形にした新メニュー。 3店舗目となるこのお店のコンセプトに掲げたのは、「生産者と消費者を紡ぐ」こと。 広島の食文化を広めたいという井手社長の思いが込められた店舗。
井手社長がお店で提供する食材へのこだわり。 それは、自らが生産者を訪ね、会話を重ね、厳選した食材を提供すること。 「生産者の思いを消費者に紡ぐためには、自らが感じることが一番だ」と井手社長は話します。 生産者から感じとった思いを料理に込める。また、従業員に感じた思いを共有する。
酒粕をパウダーにする際、熱をかけて乾燥する。 そのため吟醸酒の酒の風味や香りがとんでしまう。なんとか、できないものか? そう考えていた社長の思いに応えてくれたのが、有限会社瀬戸鉄工。 独自の特製法で食材のうまみや風味を残したまま、食材を加工する技術を持ち、 全国様々な企業と新食材の開発に取り組んでいる企業だ。 井手さんの広島の食文化を広めたいという思いに賛同した瀬戸鉄工の食品事業部・上田部長が、 技術力を駆使しうまみや風味を残したまま吟醸酒の酒粕パウダーを作り上げた。 「上田部長の協力があったからこそ、新メニューの開発、また生産者の思いを消費者に届けることができる」 と井手社長は話す。
有限会社瀬戸鉄工は、>>こちらで紹介しています。