放送内容
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2014.03.02 O.A.
独自技術で事業分野の開拓
独自技術で事業分野の開拓
愛媛県松山市の三浦工業株式会社。1959年創業、従業員約2700人、年間約700億円を売り上げる企業。 工場などの熱エネルギー源として欠かせない「ボイラ」の製造販売を行っています。
三浦工業が国内トップシェアを誇る理由のひとつが、ボイラのシステム効率を大幅に向上させたことでした。 本来ボイラは大型のものが主流で、閑散期でも必要以上の蒸気を作り、余分なものは利用されていませんでした。
三浦工業が開発した「小型貫流蒸気ボイラ」は、小型のボイラを複数台組み合わせることで、蒸気を必要な時に必要な分だけ作ることができます。
新たな事業分野の開拓として取り組んでいるのが「水処理技術」を活かした事業です。ボイラを効率よく稼働させるために必要なのが「水」。 そのため三浦工業では水を研究し、水処理技術を磨いてきました。
ボイラ製造の中で培ってきた水処理という技術を活かし、ろ過装置や脱酸素装置なども開発・製造。 井戸水から綺麗な水を作れ、工場の製造水として利用すれば、更なるコストカットへも繋がります。
三浦工業がこれから見据えているものは、ボイラ事業を筆頭に水処理技術も活かしたの工場のインフラ・トータルソリューションです。
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