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2017.02.26放送分

【オーエム産業株式会社】

次世代の技術開発を担う「めっき加工」専門企業

進化を続けるオーエム産業のめっき技術!

オーエム産業は70 年以上にわたるめっき技術の歴史がある。この会社の信条はめっきサービス。
めっき技術の研究開発で定評のある「めっき加工」専門企業である。
環境負荷物質を含まないめっき皮膜やめっき工程の技術開発として、電子部品端子に最適なはんだ付け性と、ウィスカ(※1)を抑制する「鉛フリー」はんだめっきの開発に取り組んできた。
長年の研究成果として、ウィスカ抑制能力をもつモノクリスタルスズめっきが完成。そのめっきは、耐ウィスカ特性・耐摩耗性に優れた鉛フリーの複合スズめっき皮膜を形成し、金めっき代替としてコスト削減できるだけでなく、耐久性向上や嵌合力低減による電子部品の組立性等も向上する。
他にも、表面積が大きくなる多孔性表面を形成し、表面粗さを改善したポーラスニッケルめっき、必要な部位にだけめっきを施す技術など、コストを下げるとともに、省資源化に貢献する技術もある。

(※1)めっき皮膜表面に発生するヒゲ状の金属結晶で、これにより配線の短絡などトラブルの要因となる。

数多く種類があるめっきの中で、今回注目したのは既存の銀めっきと比べて青竹のような"硬さ"と"しなやかさ"を備えた、独自開発されたバンブーシルバー(硬質銀めっき)と名付けられた銀めっきである。折り曲げてもシワの入らない密着性があり、めっき後の二次加工も可能。経時劣化性がしにくい特徴があり、高速めっきができるため生産性も高く、部分めっきも可能で低コスト化にも対応できる優れものである。
これらのめっきサービスを利用して、自社製品の価値を高めるVA・VEや環境対応、コスト対応が期待でき、今後様々な分野での展開が期待できる。

技術開発を支える社内体制・設備

この企業は、次世代の技術開発を目指し表面処理研究所をもつほどに、環境にやさしく、機能性に優れるめっき技術開発に注力している。
めっき技術は、さまざまな産業に必要な基盤技術であり、最近ではナノテクの世界を中心に、ウェットプロセスであるめっき技術を応用して、"もの"自体を作り出すような技術開発の先端であるとみている。めっき加工は処理層に入れればよいわけではない。表面の特性を最大限生かすためには、お客様から預かった製品をよく理解し、その素材の下地を整える前処理、機能表面を作り出す精密なプロセスがあり、さらに品質管理体制が相まってめっきサービスは成立する。
製造技術だけでなく工場周囲への環境配慮も怠らない。めっきの排水処理基準は大変厳しい中、岡山工場は市街地住宅街の真ん中に位置しているため、リスク管理として、三重・四重の確認と安全対策を徹底。災害などでめっきラインから液漏れが発生した場合にも、それに対応する「受け皿」、「土手(堤防)」、「溝」を設けることで、工場外流出を防止する。さらに、環境負荷軽減の為、計7系統に分類した排水処理を実施。都市圏に近い場所で工場稼働できるほどの環境管理技術と管理体制を有している。

会社情報

  • 会社名
    オーエム産業株式会社
  • 業種
    製造業
  • 事業内容
    表面処理
  • 従業員数
    130人
  • 所在地
    〒700-0971 岡山県岡山市北区野田3丁目18番48号
  • お問い合わせ
    086-241-3201
  • ホームページ
    http://www.oms.co.jp/