広島地域 8ch

毎週土曜日 朝11時35分放送(土曜日 深夜再放送中)

独自の価値を創造する企業をテレビ新広島とTSSプロダクションが総力取材

放送内容 過去に放送した番組をご覧ください。

2017.07.23 O.A.

社会インフラを支えるものづくり企業

東洋電装株式会社
社会インフラを守る企業

高速道路沿いや、サービスエリアに設置されている、非常電話。
最新型には、様々な機能が搭載されています。
その名もERICE。
雨量や風速、気温を計測する機器とも接続出来る、ネットワーク対応の非常電話です。
ERICEを始めとする製品を、開発・製造しているのが、
広島市安佐南区の、東洋電装株式会社。
インフラの新しいものを作り、顧客ニーズへの対応力という自社特性を生かして
鉄道・空港・病院・工場といった、公共性の高いものを拡げていこうとしています。

豊富な製品ラインナップ

高速道路のサービスエリアにも、製品が設置されています。
それがトイレの入口などに設置されている、「顧客満足度調査装置 CSモニタ」です。
設定した3つの選択肢をユーザーがボタンで選択。データを集計する装置です。
高速道路に設置されたCSモニタを見て、関西国際空港への導入も決まりました。

踏むと受信器が鳴る「みまもりシートセンサー ふむくる」で、介護の世界にも進出しました。介護現場ではトイレの入口にシートを置いて、
踏むと受信機が鳴るので、
職員が補助に向かうという使い方をしています。

大切にしているのは「ものづくりの心」

東洋電装を象徴するものが、社内に飾られていました。それは創業者である先代社長、桑原敏彦さんが、
ひとつひとつの部品から手作りした、機関車と船の模型。
それは「ものづくりの心を忘れて欲しくない」というメッセージです。
だから東洋電装では、技術を追求するために、試作品を囲んでの意見交換を行っています。

社内報の発行

東洋電装では、社内報を発行。2017年7月には、26号を発行しました。
社内報に掲載する内容は、主に販売促進チームが企画。
ゴールデンウイークの写真コンテストといった、社員参加の企画も多数掲載。
正月号の書き初め特集は、全社員が参加しました。
こうした活動もまた、東洋電装を形作る要素です。
さらにレクリエーション活動も行い、社員の結束を高めています。

将来像

東洋電装の未来を、桑原社長はこう語ります。
「企業規模をあまり大きくしたくない。
 平成27年4月に工場向け企業をM&Aした。
 今は2社だが、いずれ10社くらいのお客さんごとの会社を作りたい。」

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インフラを支えるネットワーク型電装品を製造する東洋電装。
スムーズな事業継承と中小企業のM&A、魅力発信グランプリでは取材した
学生が最優秀賞を受賞するなど、いろいろと注目を集めている。

桑原(くわばら)社長とのインタビューはほぼ雑談のような取材。なぜか。
社長と私の名前の3文字が同じところから、工業高専卒業、知らないことを
やりたがる開発好き…、と共通点があり肝心のビジネスはポイントを伺うのみ(笑)

東洋電装は先代社長の商品開発へのあくなき思いと、現社長が以前勤めていた
大企業での社会基盤を担う電装品開発の経験から進展している。
中小企業のこれからのあるべき姿をみる注目の企業といえる。

桑原社長はM&Aの決断も先代と一緒に考えた結果である、と語っている。
中小企業は大小の差はあってもほとんどが同族経営。しかしその中でも子が
親を尊敬し信頼し、後継者が新しい考えを持っている企業ほど、会社は安定
しているといえるのではないか。
下請根性があっては元請けの状態で経営が左右される、自社商品があってこそ
企業は良くなる。東洋電装には技術開発部門があり技術開発、自社製品開発を
しっかり進めているのだ。またネットワーク技術をインフラ市場から介護市場へ
展開していくことも自社製品だから広げていくこともできる。

 とはいえ、現社長が東洋電装に入社した時はまだまだトップダウンで、これを
各社員にやりがいを持ってもらい各々の役割を果たしてもらうために、様々な
工夫をしてきたそうだ。働く環境への配慮も欠かさない。そして大切なのは
社員間とその家族とのコミュニケーション。情熱企業で成功している企業は
ここをポイントにしている企業がいくつかある。
 東洋電装では毎月社内報を発行している。社内の事、社外の事、いろいろと
掲載し、社員と社員の家族に直接送るのだそうだ。それによりどんなことを会社が
しているのか理解が深まる。

業務にも「作る側と見せる側」の双方が必要だという。
東洋電装にはデザイナーがいるとのこと。制御盤メーカーでデザイナーは
なかなか聞いたことがない。当社の製品をはじめ、ホームページ、パンフレットなど
デザインが優れているが、なるほど、というところである。
同じ機能を持つものでも、見せる側がしっかりと役割を果たすことで、その内容は
何倍にも良いものとなるといえる。これがブランドの構築にもつながる。
これからの中小企業には見せる側の考え方がより重要になる。
企業情報
会社名

東洋電装株式会社

業種製造業
事業内容制御盤製作及びシステム開発
代表者桑原 弘明
所在地広島県広島市安佐南区緑井4丁目22番25号
お問い合わせ082-831-2363(代表)
ホームページhttp://www.t-denso.com