広島地域 8ch

毎週土曜日 朝11時35分放送(土曜日 深夜再放送中)

独自の価値を創造する企業をテレビ新広島とTSSプロダクションが総力取材

放送内容 過去に放送した番組をご覧ください。

2020.12.06 O.A.

子供への接し方で学力アップを目指す 新しい家庭教師派遣

有限会社広島県進学アカデミー
子供への接し方で学力アップを目指す 新しい家庭教師派遣

広島市中区大手町。ビルの一角に事務所を構えているのが家庭教師の広島県進学アカデミー。家庭教師の派遣を主な事業としています。
創業16年でのべ6,000人以上を指導。塾が苦手、良い家庭教師に出会えないなどの問い合わせに親身になって相談にのることから指導がはじまります。勉強するだけでは成績は伸びません、いかに子供にとって勉強が出来る環境が作れるかが大切です。まず子供だけでなく親御さんの性格なども考え、その家庭に合う人材を派遣します。指導するのは選び抜かれた50名の先生。先生達にも子供の状況を細かく伝えて指導の方向性を伝えます。授業が始まると各先生からは生徒の状況報告を受け、全生徒の状況を把握。問題のある生徒の家庭には電話や面談で社長自らが対応します。

こんな長年の経験から勉強方法だけではなく、子どものやる気、モチベーションについて深く学び生み出した新しい教育法、それは「子供のやる気は親の関わり方」。極端に指示・命令を嫌がる子供に対して「勉強しろ!勉強しろ!」は逆効果、やる気を失わせてしまいます。お母さんの子どもに対する接し方を変えてもらうだけで、子どもがドンドンやる気を出し、成績を伸ばす。教育現場では親の成長も大切なことだと品川社長は言います。

2020年に入り新型コロナの感染拡大で不安の声も挙がる訪問学習ですが解約はほとんどなく、先生たちは家庭に入り込み生徒たちにとって必要不可欠な存在になっています。子供たちの心のSOSに向き合う広島県進学アカデミーの教育方法に注目です。

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心のSOSに応える家庭教師の広島県進学アカデミー。
ポイントは『人づくりの原点』としてみた。

家庭教師派遣は塾と違って家庭との関係をいかに構築するか、関わる子供・親をよく理解し、先生を派遣することがアカデミーの価値に通じる。代表の品川さんはすべての家庭を訪問し、子供と親と一緒にヒアリングを行い、コミュニケーションに多くの時間を費やしている。
個々の状況に合わせるためマニュアル通りにはいかないので、アカデミーの代表自らの責任をもって子供にあった成長を見出していくことが重要としている。そして自らが正直に子供と親に今の状況、これから必要なこと、難しいこと、ダメなことなどを隠さずに話すそうだ。

家庭教師を選ぶ家庭の子供はマイペースで少し冷めた印象の子が多くほとんどが勉強することにどう取り組んでよいのかわからない。勉強するという行動をさせることは、子供自身が0を数時間にして行くことになる。先生は毎日つくことは現実として難しい。先生がいない時にどれくらい子供が取り組めるか。そこに母の役割は重要であり、母の関りが家庭教育の左右することになる。母親も子供もどうすればいいのか迷い心のSOSを発信しており、ただ家庭教師を派遣するのでなく、将来のために、子供と親のためにいかに寄り添っていくか。アカデミーは母親を応援する理由はここにある。
勉強しても子供と親が理想とする結果になることもならないこともある。ただ、どちらの結果になっても幸せな人生に進んでほしい。アカデミーは自らしっかりと勉強しなくては進まない相当の量の課題を出すそうだ。品川さんは、一生の一時、猛烈にやってみてやりきること、限界を知ることが大切で、その経験をしなくてはできるのかできないのかわからない。自分でできる限界がわかれば得意不得意がわかる。自分の能力の活かし方は個人で違うのは当然。取り組んできた結果には意味がある。だから相当の負荷をかけることは必要となる。
今回の取材から感じることは、経営者から人材育成が思うようには進まないと言われる声にどう対応するかに似ているのでは。
『人づくりの原点』を母親と考えるならば、管理者はどう部下を応援し、会社を通して幸せになってもらうか、社員にとって幸せな仕事はどうあるとよいか。結果に通じると考えることはこれからの持続的な企業経営にとって重要なこととなる。

人づくりの原点となる親と子の成長を応援へ、広島県進学アカデミーにこれからも期待したい。
企業情報
会社名

有限会社広島県進学アカデミー

業種教育,学習支援業
事業内容広島県内全域への家庭教師派遣
代表者品川博志
所在地広島市中区大手町3-1-8清水ビル3F
お問い合わせ082-545-0872
ホームページhttps://shingakuacademy.com