広島地域 8ch

毎週日曜日 あさ6時45分放送

独自の価値を創造する中小企業をテレビ新広島とTSSプロダクションが総力取材

放送内容 過去に放送した番組をご覧ください。

2014.02.02 O.A.

1000年先の国土保全を支える技術開発を

豊国工業株式会社

東広島市西条町の豊国工業株式会社。1957年創業、従業員約190人、年間約81億円を売り上げる企業。大型の河川、海岸水門、ダム水門など国土保全になくてはならない構造物を設計から製造、据付まで一貫して行っている。

豊国工業が国内シェアトップクラスに上り詰めた理由のひとつは、従業員たちの「大きなダムを手掛けたい」 という情熱。それまで小さな河川の水門を中心に事業を展開していましたが、この思いをきっかけに25年前から 大型河川やダム事業に着手することになりました。

大きな事業を任せられるとともに、独自の水門技術も開発。安芸高田市の土師ダムの事業では、 既設のダムをさらに削孔して国内3例目となる「引っ張りラジアルゲート」というゲートを受注。 このとき、水漏れを防ぐ水密ゴムを独自で開発し採用しました。

土師ダムの実績が認められてからは、日本有数の事業に着手。斜面に大型取水設備を設置した 岩手県「胆沢ダム」や青森県「津軽ダム」など、大事業を手掛けています。また、国外に目を向けると、 トルコ・ボスポラス海峡の海底トンネルゲートも手掛けました。

昭和35年に起きた「チリ地震」による津波で被災した岩手県三陸沿岸部。このとき1400もの「横引きゲート」を設置した豊国工業。しかし、2011年の東日本大震災でその多くが破壊され、復旧作業、堤防新設作業に追われています。しかし、これは「恩返しである」と金谷社長。ここまで会社が大きくなったきっかけとも言える1400ものゲート設置を金谷社長は会社のターニングポイントのひとつだったと考えます。

豊国工業のキャッチフレーズは「1000年先も地球でいたい。」。水の大切さ、その逆で恐怖が認知され始めた昨今、水門事業が担う事業は重要です。1000年先も安全に暮らせる地球であるために、なお一層、水門技術の開発と情熱に余念がありません。

企業情報
会社名

豊国工業株式会社

業種建設業、製造業
事業内容ダム設備、水門設備、除塵設備、橋梁、環境関連の設計・製造・据付
従業員数193名(2013年11月時点)
所在地広島県東広島市西条町御薗宇6400-3
お問い合わせ082-493-7000
ホームページhttp://www.hokoku-kogyo.co.jp/